東京海上日動火災保険株式会社は、海外での損害調査業務に、リアルタイムで高画質な映像を共有できる遠隔映像配信システムを2017年11月より導入すると発表しました。

これまで同社では、海外で台風や豪雨による大規模災害が発生した際には、海外の代理店や現地法人が損害調査・査定を実施して支払報告書を郵送し、日本の本店で確認するなど、保険金を支払うまでにいくつもの手順がありました。そこで、災害発生時により迅速に保険金を支払うため、同社はリアルタイムで高画質な映像を共有することのできるモバイル中継器「Smart-telecaster™ Zao-S」(株式会社ソリトンシステムズ製)を導入するを決定しました。

「Zao-S」は、海外の通信環境が悪いエリアでも安定して高画質な映像をリアルタイムに転送することができます。そのため、現地の様子をリアルタイムに確認し、国内で損害状況を把握して支払報告書を作成することができるので、手間と時間を大幅に削減して、保険金支払いまでの期間を短縮することができます。また、被害規模に応じた損害サービス支援体制の構築が可能となり、早期の事業復旧や事業継続に貢献することができます。

今後、同社は国内の広域災害発生時についても「Zao-S」を活用できるか検討していく予定ということです。