東京海上日動火災保険株式会社は、合同会社WHITE MOTIONと、コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野での共同研究・協業検討に向けて業務提携したと発表しました。

同社では、IT分野を中心にサイバーセキュリティ対策の取組みを強化してきました。他方、自動車分野でも、インターネット等を通じてサイバー空間に繋がるコネクテッドカーが進展しています。既に市販されているものもあり、今後も普及が加速するとみられます。
また、自動運転技術でも地図情報や周辺情報等の通信が行われることが想定され、自動車がサイバー空間へ繋がることで発生が予想されるハッキングやコンピューターウィルスといった脅威への対応は、重要な課題です。そこで、同社は、自動車のサイバーセキュリティ分野において高い技術・ノウハウを持つWHITE MOTION社と、コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野での共同研究・協業検討するため業務提携することとなりました。

同社プレスリリースによれば、提携によって推進する取り組み・研究は以下の通りです。
(1)コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野に関する各種研究(最新の攻撃手法、侵入経路等)
(2)コネクテッドカー・自動運転車等におけるデジタルフォレンジック(*)、損害サービスにおける対応ノウハウの確立に向けた研究
(3)コネクテッドカー・自動運転車等のサイバーリスクに対応した商品・サービスの開発
   (*) 犯罪捜査や法的紛争などで、コンピュータなどの電子機器に残る記録を収集・分析し、その法的な証拠性を明らかにする手段や技術の総称。

文: 蟹山淳子