一般社団法人日本産業用無人航空機工業会(JUAV)と損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、安心・安全な産業用ドローンの社会実装に向けて、国内初となる「ドローン型式認定保険制度」を創設すると発表しました。

近年、産業用ドローンは、空撮や測量などの分野で普及し、物流分野などでも実用に向けた検討がされています。一方で、安全性確保に対する社会からの要請が高まり、JUAVでは、自主基準としての安全基準を満たした産業用ドローン機体の型式を認定する制度「JUAV型式認定制度」の運用を開始しました。そして、JUAVと損保ジャパン日本興亜は、JUAVの型式認定と賠償責任保険が連動した国内初の「ドローン型式認定保険制度」を創設することとなりました。

「JUAV型式認定制度」は産業用ドローンを対象として、(1)設計(2)保守点検(3)操縦者資格(4)運用(5)顧客管理などの安全基準を満たした無人航空機の型式を認定します。「ドローン型式認定保険制度」は、「JUAV型式認定制度」の型式認定を受けた産業用ドローンのユーザーを対象として、産業用ドローンの所有・使用・管理に起因した事故で、他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりしたことで、ユーザーが賠償責任を負った場合に保険金を受け取ることができます。

なお、型式認定を受けた産業用ドローンを購入したとき、または定期点検を受けたときに賠償責任保険が自動的に付帯されるため、ユーザーが保険加入の手続きを行う必要はありません。

文: 蟹山淳子