大日本印刷株式会社(DNP)は、スマートフォンなどのチャットやテレビ電話の機能を使って、オンラインによる診療や特定保健指導を支援するアプリケーション(アプリ)「DNP遠隔診療支援サービス ホスピタルリンク」を開発したと発表しました。

企業や健康保険組合向けの健康支援アプリ「ホスピタルリンク」では、スマートフォン等のチャットやテレビ電話などICTを活用し、セルフチェックや指導による疾病の早期発見や、治療中の人には医師のオンラインサポートなどが可能。利用者がスマートフォンやタブレット端末に「ホスピタルリンク」をダウンロードすれば、健康な人は継続したヘルスデータ管理に、治療が必要な人はオンライン診療に、同一のアプリで使い分けることができます。企業や健康保険組合が健康診断の際にアプリを配布することで、疾病予防や重症化予防に役立てることができるということです。
現在、生活習慣病やメタボリックシンドロームへの対策である特定保健指導の実施率はまだ低いものの、平成30年度の厚生労働省の制度改定によって保険者のインセンティブ強化が図られています。今後は多くの企業や健康保険組合で、特定保健指導の実施率の公表を意識して、取り組みが強化される見込みといわれており、本サービスはその課題解決に対応するものとして開発されました。

文: 蟹山淳子