MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社ならびにあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、空家管理事業者を対象にした「空家賠償責任保険」の販売を、2017年2月1日以降始期契約から開始すると発表しました。

同社によると、近年、全国的に空家件数が増加し、建物や塀の倒壊、屋根・外壁の落下、不審者の滞在、ごみの放置などが問題となっています。それに伴い、所有者に代わって空家の管理をする「空家管理サービス事業」に参入する事業者、また管理を委託する空家所有者が増えていますが、万一の場合には空家の管理・所有に起因する事故の発生も想定されることから、保険のニーズが高まっています。そのため、両社は空家管理事業者や所有者が被る賠償損害および費用損害を補償する新商品として「空家賠償責任保険」を開発したとのことです。

発表によると、「空家賠償責任保険」の概要は以下の通りです。
1.業界初となる、空家管理事業者*向けの専用商品です。
2.空家管理事業者および所有者が被る賠償損害および費用損害を補償します。空家管理事業者の業務遂行により起きた事故によって負担する賠償責任のほか、所有者が空家を原因とした事故によって負担する賠償責任も補償の対象となります。
3.対象となる空家は、居住の用に供していない住宅です。別荘のほか、賃貸用や売却用に管理している住宅は対象となりません。
4.空家管理事業者を契約者(保険料負担者)とし、同事業者が管理する日本国内の空家を包括してカバーします。
5.保険料は、戸建てと共同住宅の2本立てで、1戸ごとに設定します。支払限度額および免責金額は5つの契約パターンから管理設定が可能です。

*空家管理事業者:空家の所有者に代わって、定期的に通期、換気、通水、封水、室内・建物周辺の簡易な清掃、郵便物の整理、雨漏り・外観・庭木の確認等の業務を行う業者

http://www.ms-ins.com/news/fy2016/pdf/0110_1.pdf