三井住友海上火災保険株式会社は、2018年11月頃よりスマートフォンを活用した無償の安全運転支援サービス「スマ Navi」に「赤信号無視」および「一時不停止」といった危険運転映像だけを自動的に抽出し保存する「危険運転映像抽出サービス」を追加搭載し、企業の加入者向けに提供を開始すると発表しました。

近年ドライブレコーダーの事故防止への活用に対する関心が高まっていますが、危険運転映像抽出には時間と手間がかかり、導入費用や通信費用等が課題となっています。そこで、同社はスマートフォンを活用した安全運転支援サービス「スマNavi」のドライブレコーダー機能にAIによる画像解析技術を取り込み、危険運転シーンを無償で提供できるよう、東京大学発のスタートアップ企業であるArithmer株式会社と共同で開発を進めました。

「危険運転映像抽出サービス」は、アリスマー社の映像解析技術によって、危険運転シーンの発生前後約20秒の映像を自動抽出し、急発進、急ブレーキ等に加え、動画でしか把握できない危険運転シーンを企業の管理者に提供します。企業は、自社の従業員の危険運転シーンを含む教育動画を作成して安全運転教育を行ったり、従業員ごとの危険運転シーンを集計し、危険運転の回数が多い従業員に重点的に教育を行ったりすることで、企業の事故防止対策に役立てることができるということです。

文: 蟹山淳子