三井住友海上火災保険株式会社は、2018年3月から、トムソン・ロイター・ジャパン株式会社および国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科金子拓也准教授と連携して、AI技術を活用した為替予測モデルの導入を開始したと発表しました。

人による情報分析や市場予測業務では、ニュースの確認から市場予測までに一定の時間がかかっていました。そこで、同社は、ニュースが金融市場へ与える影響をリアルタイムに把握し、これまでより迅速かつ精度の高い市場予測ができるモデルを開発し、導入することにしました。

同社によれば、このモデルのしくみは「AIのテキストマイニング技術により、日々発信される膨大なニュースやSNSを読解し、人が抱く喜びや恐怖心、ストレス等のさまざまな心理を数値化する、トムソン・ロイターの市場心理指数を使用します。この指数から、世の中にあふれるニュース等が金融市場へ与える影響をリアルタイムかつ定量的・効率的に把握し、国際基督教大学 金子准教授の協力のもと、同指数と為替市場の関係性を分析することで、直近指数から将来の為替市場の動向を予測します」ということです。

文: 蟹山淳子