三井住友海上火災保険株式会社と一般社団法人日本損害保険鑑定人協会は、株式会社電緑および株式会社Orbと共同で、ブロックチェーンや分散台帳技術を利用した損害鑑定業務の実証実験を、2017年6月より2か月間行うと発表しました。

火災保険等における保険支払い時の損害調査では、損害保険会社や鑑定会社がそれぞれのシステムで鑑定状況を管理しているため、情報は郵送・FAXなどでやり取りされています。そのため、情報共有に時間がかかるほか、情報漏えいや紛失の心配があり、業務プロセスの改善に対するニーズがありました。

今回の実験では、鑑定人の手配や鑑定の進捗状況等の情報共有をブロックチェーン上で行い、保険金支払機関の短縮とコスト削減、高度なセキュリティの確保を検証します。また、電緑およびOrbの2社が構築した異なるシステムから同一の実験を行うことで有効なシステム開発につなげ、今後より多くの鑑定会社が参加できるシステムの開発を検討していきたいということです。