オリックス生命保険株式会社は、働き方改革の一環として「キャリアアップのための社外活動」制度を新設したと発表しました。対価を得られるような社外活動を推奨し、社内制度化するのは保険業界で先駆けた取り組みということです。

同社は、金融知識や知見の向上や自己研鑽のために、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士など専門性の高い国家資格や民間資格を社員が取得することを推奨してきました。ただし、これまでの社内規則では、対価を得られる社外活動を原則として禁止していました。本制度により、当該資格所有者をはじめとする専門知識を持つ社員が、スキルアップや自身の成長につながるのであれば、社外活動で収入を得ることができるようになります。

同社プレスリリースによれば、専門的な知識と活かして行う活動として、以下のような具体例があります。
(1)営業経験やFP業務経験を生かしたコンサルティング業務
(2)経営学修士(MBA)ほか、中小企業診断士などの資格を生かしたコンサルティング業務
(3)弁護士資格などの法律に関する資格を生かした相談業務
(4)会計士・税理士などの会計・税務に関する資格を生かした相談業務
(5)IT資格などを生かしたシステム構築業務
(6)不動産鑑定士資格などを生かした不動産鑑定業務
(7)自身の専門知識や業務経験などを生かした講演活動、執筆活動 など

なお、本業への支障や長時間労働などに留意が必要であるため、キャリアアップのための社外活動をするには会社の承認が必要ということです。

文: 蟹山淳子