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最近健康や節約のため自転車通勤や、自転車通学をしたり、趣味のサイクリングを楽しむ方をよく見かけます。
また、自動車免許を持っていない方は移動のメイン手段として自転車をよく使われると思います。

自転車事故の危険性

大人から子供まで非常に多くの方が乗られている便利で身近な自転車。自転車事故もまた身近なところにあるのです。
各自治体でも、自転車事故の対策として自転車保険の義務化が検討されています。2015年10月に兵庫県が初めて自転車保険の義務化を導入しました。続いて大阪府、滋賀県、鹿児島県、名古屋市と義務化の動きが全国に広がっています。
最近では2018年4月の埼玉県の自転車保険の義務化が話題となっています。
自転車保険の条例がある地域にお住まいの方だけでなく、身近にある危険性を学び、ご自身のリスクに備えることをおすすめします。

自転車での交通事故、9万8千件!死亡事故は577件!

平成29年交通安全白書※によると、平成27年の自転車が関連する事故は98,700件もあり、平成17年に比べると10年間で約半分と大きく減少しています。道路交通法による自転車の規定整備や、道路の自転車レーンの設置、自治体の自転車保険の義務化など、自転車に関する取組みが数々行われ事故減少につながっているのでしょう。
しかし死亡事故は577件とここ数年は横ばいで減っていないのです。

このような自転車事故では、自分自身のケガや後遺障害はもちろんですが、相手にケガを負わせてしまったり、万が一「死亡」や「後遺障害」を負わせてしまった時には、非常に高額な賠償責任を負うことになるのです。
 
自転車には、自動車の自賠責保険(被害者救済を目的とした強制保険)のような制度はありません。そのため、自転車で事故を起こしてしまった場合には、被害者が救済されるという制度がないのです。そのため、ご自身で保険などに加入していない限り、多額な賠償金額を支払うのは限界があります。

自転車事故の賠償事例

自転車は誰でも気軽に乗ることができる交通手段の一つです。非常に手軽ということゆえに、中にはスマートフォンを見ながら運転したり、ヘッドフォンで音楽を聞きながら運転をしたり、といった「ながら運転」をしている方を見かけることもあります。このような運転は、集中力がかけている状態での運転になりますので、事故を起こしてしまうリスクが非常に高くなるのです。
自転車には自動車のような免許制度がないので、運転することに関しての危機意識が薄いという事も事故の発生件数が多くなっている原因の一つでしょう。
 
自転車とは言っても、歩行者にぶつかってしまえば、非常に大きなケガにつながることもありますし、当たり所が悪ければ、重度の障害や死亡事故に繋がるケースもあります。

重度のケガ負わせてしまった場合には、ケガの治療費だけではなく、慰謝料、治療中の休業損害、将来の介護費用などを含めて数千万単位の賠償額になる場合があります。
2008年の当時小学5年生の男の子が女性に衝突し、意識不明の重体となった事故では判決で9500万円もの賠償金の支払いが命じられました。それだけではなく、数千万円の賠償を行った事例は複数あるのです。

自転車での万が一に備えられる自転車保険

そこで、自転車も自動車保険と同様に保険が必要なのです。
実際、各自治体も自転車保険に注目し、自転車事故による被害者の救済と、加害者の経済的な負担を軽減するために自転車保険の加入を義務づける条例を導入し始めています。

このように最近注目されている自転車保険とは、具体的にどんな補償なのでしょうか。

自転車保険の補償内容

自転車保険の補償内容は大きく2点からできています。

自分自身のケガの補償 ・自転車に乗っている時のケガの補償
相手への補償 ・自転車に乗っている時の個人賠償事故の補償
(対人補償、対物補償)

自動車保険を例に例えると、対人・対物・人身傷害といった一番のメインとなる補償内容です。自転車保険は年間5,000円程度からご加入が可能です。自転車通勤・自転車通学しているご家族がいらっしゃるならば万が一に備え、ぜひご検討してみてください。

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自転車の盗難に備える保険はあるの?

さて、自転車事故の危険性や、自転車事故による自分自身のケガ、相手への賠償についてご説明いたしました。
次に大切に乗られているご自身の自転車の盗難の備えについて考えてみたいと思います。
1万円程度の自転車や中古の自転車ならあきらめもつくかもしれませんが、数十万円もする高額なロードサイクルや購入したばかりのブランド自転車だったりしたらとてもあきらめられませんよね。

自転車盗難保険で備える

自転車メーカーや自転車販売店で自転車盗難保険を販売しているケースがあります。まずは自転車を購入した際に販売員の方にご相談されることをおすすめいたします。確認したけど自分の買いたい自転車に盗難保険はなかった、、という方、ご安心ください。自転車メーカーや販売店問わず加入できる自転車保険があります。
ジャパン少額短期保険の自転車盗難保険です。加入にはいくつか条件があります。また盗難にあった時に鍵がかけられていなかったり、自転車の放置禁止区域に駐車していた場合には補償を受けられないなど、注意が必要ですが買ったばかりの大切な自転車を守るため、一度検討してみてはいかがでしょうか。

加入条件

  • 購入してから1ヶ月以内
  • インターネットオークションなどの個人売買は不可
  • 防犯登録が必要
  • 保険期間は1年もしくは2年
  • 継続はできない
  • 補償金額は5000円~50万円

自転車の盗難に家財保険で備える

だいぶ前に買った自転車だから自転車保険には入れないのか。とお思いの方、もう一つ家財保険で備える方法があります。家財保険の補償項目に「盗難」が入っている場合には自転車の盗難補償が受けられます。
注意が必要なのは、あくまでも「所有する敷地内に保管してある自転車」が対象なので、出かけた先の駐輪場や路上での盗難は対象外になります。また、持家ではなく賃貸の方はアパートに設置された専用駐輪場が「所有する敷地内」とみなされるかどうか、保険商品によって異なります。
持家で建物には火災保険を付けているけど、家財保険は付けていなかった!という方。賃貸物件で家財保険に入ったけど、盗難の補償範囲まで見てなかった!という方。これを機会に見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

自転車で事故に遭わないために

 万が一に備え自転車保険も大切ではありますが、まずは自転車事故を未然に防ぐ注意することが一番大切です。

・自転車の運転中は集中をして周りをよく見る。
・左側通行を順守する。
・交差点ではカーブミラーもしっかりと確認をする。
・夜間には必ずライトを付けて相手から発見されやすいようにする。
・渋滞中の車両の間や停止中の車両の間は通らない。
・車道に出る際には、必ず後方確認を徹底する。
・電話をしながら・音楽をききながらなどの「ながら運転」はしない。

どれも当たり前のことですが、上記の事を守るだけで、事故はかなり減っていくと思います。

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出典:内閣府ホームページ「平成28年交通安全白書・特集『道路交通における新たな目標への挑戦」(平成28年)