所得補償保険と就業不能保険

病気やケガで働けない状態が続いたら・・・
病気やケガで働けなくなることは、誰しもが想像したくないものです。しかし、病気やケガで働けない状態が続いたら、治療費だけでなく、収入が大きく減ってしまうこともあります。病気やケガで働けなくなった場合であっても、住宅ローンの支払いや普段の生活費といった費用は毎月かかってきますので、収入が大きく減ってしまうと、日々の生活費に困ることはもちろん、子どもの教育費が払えなくなったり、せっかく手に入れたマイホームを手放さざるをえないこともあります。

病気やケガで働けなくなった場合の「生活費」をサポートする保険

上記のように病気やケガで働けなくなった場合の備えとして昨今注目を集めているのが、「所得補償保険」と「就業不能保険」です。どちらも、入院費や手術費などの治療費をサポートする従来の医療保険とは異なり、病気やケガで長期間働けなくなった場合の「生活費」をサポートする保険で、毎月お給料のように一定額の給付金を受け取ることができ、長期間働けなくなった場合でも、ご自身やご家族が今の生活水準を維持して、毎日を前向きに暮らしていただくための保険です。

「所得補償保険」と「就業不能保険」の違いとは?

まず、「所得補償保険」は損害保険会社が販売している保険商品、「就業不能保険」は生命保険会社が提供している保険商品になります。所得補償保険は補償期間が短期型と長期型に区分されます。この長期型で代表的なのが、日立キャピタル損保の「リビングエール」です。米国など海外では一般的なこの保険を日本で提供開始したのが日立キャピタル損保です。一方、生命保険会社では、ライフネット生命が就業不能保険にいち早く取り組みました。個人向けの長期就業不能保険をネットで申し込めるようにしたのはライフネット生命が業界では初めてで、現在、「働く人への保険2」という就業不能保険を販売しています。では、「所得補償保険」と「就業不能保険」では何が違うのでしょうか?

    所得補償保険
(損害保険)
就業不能保険
(生命保険)
補償(保障)形式 実損てん補 定額払い
補償(保障)期間 短期型が主だが、
長期型もある

※更新も可

中長期型が主
保険料 短期補償のため
その分お手頃
長期保障のため
その分高くなることも

補償(保障)形式

まず、補償(保障)形式です。
これには、損害保険と生命保険の補償(保障)形態の違いが関わってきます。
損害保険は、実際の損害にかかった金額を補償するのが基本です。わかりやすい所で自動車保険の場合、事故を起こしてしまった際は、「実際の損害額」が保険会社から支払われます。この支払い方は「実損てん補」と呼ばれています。
一方、生命保険は、実際の損害額に関係なく、「契約時にあらかじめ決めた金額」が保険会社から支払われます。つまり「定額払い」です。

所得補償保険と就業不能保険の場合も同様

所得補償保険と就業不能保険の場合も同様です。
「所得補償保険」は損害保険のため、基本的には“実際の所得”に対して補償されます。
一方、「就業不能保険」は生命保険のため、あくまで“契約時にあらかじめ決めた金額”が支払われます。
そのため所得補償保険は、例えば、契約時には働いていて収入があった人が、その後転職して契約時から所得が減っている場合や、専業主婦(主夫)になり収入が「0円」になっている場合は給付金額も減少する可能性もあります。

所得補償保険と修行不能保険

次に補償(保障)期間と保険料です。
所得補償保険は、補償期間が基本的に短期のものが多く、その分お手頃な保険料になる傾向があります。一方、就業不能保険は、保障期間が長いものが多く、その分保険料も高くなる場合もあります。

上記のような違いがあるため、ご自身の今後のライフプランと合わせて、どっちの保険が自分に合っているかを考えると良いかもしれません。

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