ワンちゃんは、人懐っこくて家族の一員として大事に育てている人も多いですよね。いつも元気なワンちゃんが、万が一病気になってしまったら、家族としては最善の治療をしてあげたいもの。

では、ワンちゃんの病気にはどんなものがあるのでしょうか? かかる医療費とともにみてみましょう。

どんな病気にかかる?

アニコム損保の統計によると、保険金の請求があったワンちゃんのうち、最も多かったのは外耳炎・外耳道炎(68,080頭、15.6%)、次いで皮膚炎(34,112頭、7.8%)、皮膚疾患(28,248頭、6.5%)、膿皮症(26,952頭、6.2%)、胃腸炎(24,051頭、5.5%)、耳や皮膚のトラブルが多いことがわかりますね。

ペットの病気

出典:アニコム損害保険株式会社「保険金請求の多い傷病ランキング」

0歳のころは消化器系、7歳以降は眼・循環器系の病気が多い

上記のデータはすべての年齢で集計したものですが、皮膚や耳の疾患は年齢を問わず多いということがわかります。一方で、ワンちゃんも人間と同じように、年齢によってかかりやすいケガや病気に変化が出てきます。
年齢別の保険金請求割合をみていくと、0歳では消化器系の病気が最も多く(22.8%)、皮膚疾患(19.2%)と続きます。また循環器、泌尿器、眼の疾患などは5歳を超えたあたりから増加傾向となります。

犬種によっても病気の特徴が違う

また、犬種によってもかかりやすい病気には違いがあるようです。アニコム損保の「家庭どうぶつ白書」※1によると、トイ・プードルは、犬全体に比べて耳の病気による保険請求の割合が多いのに対して、ヨークシャー・テリアは消化器疾患が多くなっています。また、皮膚疾患については、柴、ミニチュア・シュナウザー、シー・ズー、フレンチ・ブルドッグ、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、パグなどで多いのに対して、トイ・プードル、チワワ、ポメラニアン、パピヨン、カニンヘン・ダックスフンドなどでは少なくなっています。わが子がどんな病気のリスクがあるのかを、あらかじめ確認しておくと安心ですね。

医療費は人間より高い!

では、ワンちゃんの病気を治療するには、どれくらいのお金がかかるのでしょうか?

総務省の「家計調査報告書」※2によると、2人以上の世帯で負担する1ヶ月の医療費の平均は約12,000円。人間には公的な健康保険がありますから、70歳未満の方は原則として3割負担で済んでいます。

ところが、ワンちゃんには人間のような公的な健康保険制度がありません。動物病院でかかる費用は全額が自己負担になります。

骨折による手術1 回・入院7日間の場合、治療費例は合計で267,840円。

ペット保険 骨折

出典:アニコム損害保険株式会社「はじめてのペット保険」

わが子のケガや病気に備えて、早目の準備を

このように、ワンちゃんの医療費は人よりも自己負担が多くなることがあります。ペット保険に契約していれば、その負担を軽減することができます。

日本は超高齢社会といわれ、平均寿命が延びていますが、近年ではペットも同じ。医療技術の進歩や栄養状態の改善により、高齢化が進んでいます。慢性疾患にかかれば、ワンちゃんは病気と付き合いながら生きていくことになり、飼い主様は長期間にわたって医療費の負担が続くこともあります。

しかし、ペット保険には、原則として新規で契約できる年齢に制限があります。また、契約にあたっては人間の保険と同じように、健康に関する告知も必要です。年齢や健康状態によっては、契約できないこともありますから、元気で若いうちに備えておきたいものですね。

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※1出典:アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2015」(平成27年)
※2出典:総務省「家計調査報告書(家計収支編)」(平成28年)